サッカーの昔の言い方は「蹴球」?今は使わない用語「ロスタイム」なども徹底解説

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サッカーの昔の言い方は「蹴球」?今は使わない用語「ロスタイム」なども徹底解説

「サッカー」の昔の言い方を知っていますか?

実は、サッカーは昔、別の言い方で呼ばれていたのです。

この記事では、「サッカー」や「サッカー用語」の昔の言い方・古風な呼び方について紹介します。

この記事でわかること
  • サッカーの昔の言い方(蹴鞠・蹴球)
  • サッカーと呼ばれるようになった時期
  • サッカーのルールの昔の言い方
  • 「蹴鞠」「蹴球」は死語なのか?

記事を読むことで、サッカーの昔の言い方・歴史がわかりますよ。

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目次

サッカーの昔の言い方は「蹴鞠(けまり)」「蹴球(しゅうきゅう)」

サッカーの昔の言い方には「蹴鞠(けまり)」、「蹴球(しゅうきゅう)」があります。

それぞれの言葉が使われていた背景を見ていきましょう。

古来は中国から伝わった「蹴鞠(けまり)」が流行った

昔、中国で流行していた足で球を蹴り合う「蹴鞠(しゅうぎく)」がありました。

640年ごろには日本にも伝わり、「蹴鞠(けまり)」として楽しまれるようになりました。

日本の蹴鞠は、何世紀も受け継がれてきた歴史的な記録を持っており、FIFAミュージアムでも紹介されています。

蹴鞠は、平安時代から鎌倉時代にかけて貴族の間で広く行われ、競技というよりも優雅な遊びとして親しまれていました。

競技としてのサッカーの昔の言い方は「蹴球」

サッカーが競技として日本に紹介された際、フットボールという言葉が日本語に訳され、「蹴球(しゅうきゅう)」や「ア式蹴球」が使われるようになりました。

サッカーが日本に伝わったのは1873年のこと。

イギリス海軍のダグラス少佐が、日本海軍にサッカーを紹介したのが始まりでした。

彼は訓練の合間にサッカーを楽しむことで、リフレッシュする方法としてこのスポーツを紹介したのです。

その後、東京開成学校(現在の東京大学)でホーレス・ウィルソンという先生が学生たちにサッカーを教えました。

これもサッカーが日本で広まるきっかけとなりました。

当時、日本ではサッカーを「蹴球(しゅうきゅう)」や「ア式蹴球(アソシエーション式フットボール)」と呼んでいました。

これらの名前は、サッカーが英語で「Association Football(アソシエーション・フットボール)」と呼ばれていたことに由来しています。

昔の言い方「蹴球」から「サッカー」に変わったのはいつ?

「蹴球」から「サッカー」と呼び方が変わったのは、1960年頃からです。

当時、フットボールという言葉は、ラグビーフットボールやアメリカンフットボールと混同されることが多くありました。

このため、混同を避けるために「サッカー」という言葉が作られました。

「サッカー」という言葉は、「アソシエーション式フットボール(Association Football)」が転化したもので、associationの短縮形socに接尾辞cerをつけてできたと言われています。

先ほども紹介したように、日本では「ア式蹴球」や「蹴球」と呼ばれていましたが、ラグビーフットボールやアメリカンフットボールと区別するために、1960年頃から「サッカー」と呼ばれるようになりました。

その後、日本蹴球協会も1974年に「日本サッカー協会」に改称されました。

サッカー用語の昔の言い方

サッカー用語の中には、言葉が変わったものがあります。

「アディショナルタイム」「センタリング」などは、昔以下のように言われていました。

今の言い方昔の言い方
オウンゴール自殺点
アディショナルタイムロスタイム
クロスセンタリング
バイシクルシュートオーバーヘッドキック
インターセプトパスカット
ノックアウトステージトーナメント

サッカーの昔の言い方「蹴球」は死語?

「蹴球(しゅうきゅう)」という言葉は、日常会話ではほぼ使われていませんが、死語とは言えません

Tシャツなどのデザインで「蹴球」という文字が使われることがあり、X(旧Twitter)でも「蹴球」という言葉を使っている投稿が多く見られます。

したがって、「蹴球」は完全な死語ではなく、特定の文脈でまだ使われています。

「蹴鞠(けまり)」についても、X(旧Twitter)で検索すると、たくさん出てきます。

蹴球も蹴鞠も、今でも使われている言葉と言えます。

まとめ:サッカーの昔の言い方は「蹴球」「蹴鞠」

サッカーの昔の言い方について解説しました。

  • サッカーの昔の言い方は「蹴球(しゅうきゅう)」「蹴鞠(けまり)」
  • 蹴鞠(けまり)は640年ごろから日本で遊ばれていた球技
  • 蹴球(しゅうきゅう)が日本に伝わったのは1870年ごろ
  • 日本でサッカーと呼ばれ始めたのは1960年ごろから
  • サッカー用語も変化している「ロスタイム→アディショナルタイム」「センタリング→クロス」など
  • 「蹴球(しゅうきゅう)」「蹴鞠(けまり)」は今でも使われているので、死語とは言えない

サッカーの昔の言い方は、「蹴球」「蹴鞠」でした。

今でも、サッカー部が「蹴球」のTシャツを着ているのを見かける人も多いのではないでしょうか。野球の昔の言い方は「打球鬼ごっこ」「玉遊び」「底球」です。いつごろから「野球」と呼ばれるようになったのか、今は「打球鬼ごっこ」という言葉は死語なのか、について徹底解説しています。

当ブログでは、いろいろな「昔の言い方」を紹介・解説しています。

その他の昔の言葉を知りたい方は、

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