「パンツ」の昔の言い方は?衣服・下着両方の「パンツ」について解説!

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「パンツ」の昔の言い方は?衣服・下着両方の「パンツ」について解説!

「パンツ」には

  • 衣服として着るパンツ
  • 下着のパンツ

の2種類がありますが、それぞれの昔の言い方を知っていますか?

実は、パンツは昔、別の名称で呼ばれていたのです。

もしかしたら、あなたのおじいさん・おばあさんは、その「別の呼び方」で呼んでいるかもしれませんね。

この記事では、「パンツ(衣服・下着両方)」の昔の言い方・古風な呼び方について、次のことを紹介します。

この記事でわかること
  • パンツ(衣服)の昔の言い方
  • パンツ(下着)の昔の言い方
  • それぞれの言い方の由来

記事を読むことで、パンツの昔の言い方・歴史がわかりますよ。

もうチェックした?

目次

パンツの昔の言い方は「ズボン」

パンツは現在、衣服のパンツと下着のパンツが同義語として使われることが多いですが、

昔は、

という言い方が一般的でした。

ここでは、「ズボンの語源」や「ズボン→パンツへの変遷」について、詳しく見ていきましょう。

ズボンの語源

ズボンという言葉の語源は、フランス語の「jupon(ジュポン)」に由来します。

ジュポンは、もともとスカートやペチコートの意味を持つ言葉でしたが、日本では男性用の長ズボンとして取り入れられました。

さらに、ズボンという言葉は、音が似ていることから、日本語の「ズボッと履く」という動作に由来するとも言われています。

ズボンより前はどうだったの?

ズボンが日本に伝わる前、日本の男性は主に「袴」を着用していました。

は、スカート状の衣服で、動きやすさを重視したデザインが特徴です。

また、農作業や日常の作業にはもんぺと呼ばれる作業着が使われていました。

女性もまた、着物の下に袴を履くことが一般的でした。

ズボンが導入されたことで、より実用的で動きやすい服装が普及し、現代のパンツスタイルが確立されました。

なぜズボン→パンツと呼ばれるようになったの?

「パンツ」という言葉が日本で広まったのは、主にアメリカ文化の影響です。

第二次世界大戦後、アメリカの影響力が強まる中で、ファッションや日常生活においてもアメリカ英語が浸透していきました。

日本では「ズボン」と言っていましたが、アメリカでは「パンツ」言っており、海外のファッション誌などで「パンツコーデ」「パンツスーツ」などと表現されていました。

その言い方が日本でも広まり、いつしか「ズボン」→「パンツ」という言い方が広まったのです。

パンツ(ズボン)以外の今の言い方は?

現代では、「ズボン」以外にもさまざまな呼び方があります。

例えば、スラックスはフォーマルな場面で使用されることが多いパンツの一種です。

また、ボトムスという言葉も一般的で、パンツ全般を指します。

「パンツ」という言葉自体も、下着を指すだけでなく、ズボン全般を示す言葉として使われることが増えています。

パンツ(下着)の昔の言い方は「ズロース」「パンティ」「股引」「猿股」「すててこ」

パンツという言葉は、現代では下着を指すことが多いですが、昔の日本ではさまざまな呼び方がありました。

特に昔は、

  • ズロース
  • パンティ
  • 股引
  • 猿股
  • すててこ

などが一般的でした。

それぞれの言い方について、詳しく見ていきましょう。

いろいろな昔の下着の言い方

「ズロース」は、明治時代に西洋から伝わった女性用の下着です。

「パンティ」という言い方は、昭和時代に普及しました。今でもパンツのことをパンティと呼ぶ人は一定数います。(ウケ狙いでパンティという人もいますね)

「股引」は、江戸時代から使われていた男性用の下着で、現在のレギンスに似た形状を持っています。

「猿股」は、男性用のゆったりとした下着で、股引に比べて動きやすさが特徴です。

「すててこ」は、夏場に着用されることが多い男性用の涼しい下着で、現在でも愛用されています。

このように「パンツ」と呼ばれる以前も、様々な呼び方で下着を言い表していました。

パンツ(下着)以外の今の言い方は?

現代では、下着を指す言葉も多様化しています。

「パンティ」や「ショーツ」は女性用の下着を指し、「トランクス」や「ブリーフ」は男性用の下着を指します。

また、「ボクサーブリーフ」は、フィット感と快適さを兼ね備えた男性用の下着として人気です。

さらに、アンダーウェアという総称も広く使われ、下着全般を指す言葉として定着していますよ。

まとめ:パンツの昔の言い方は「ズボン(衣服)」「ズロース・すててこ(下着)他」

パンツの昔の言い方について解説しました。

  • 【衣服】パンツの昔の言い方は「ズボン」
  • 【衣服】ズボンはフランス語由来、パンツは英語由来
  • 【衣服】現在は「パンツ」「スラックス」「ボトムス」などの言い方がある
  • 【下着】パンツの昔の言い方は「ズロース」「パンティ」「股引」「猿股」「すててこ」
  • 【下着】現在では「パンツ」「ショーツ」「トランクス」「ブリーフ」「ボクサーブリーフ」「アンダーウェア」などの言い方がある

衣服・下着ともに「パンツ」という言葉が使われているとともに、それぞれ多様な呼び方で呼ばれています。「化粧」の昔の言い方を知っていますか?記事を読むことで、化粧の昔の言い方や、昔の化粧法(お歯黒・おしろいなど)について詳しくわかります。

今後の言葉の移り変わりにも目が離せませんね。

その他の「今は使わなくなった昔の言葉」を知りたい方は、

こちらの昔の言い方一覧をご覧ください↓

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